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ラッキョウ栽培

2023-06-01

ラッキョウは寒さに強く、土壌の適応性も広いため、全国各地で栽培が出来ます。病害虫の発生も少なく育てやすい野菜です。
鱗茎と呼ばれる球を植えつけますが、収穫まで約1年かかるので栽培する場所に注意しましょう。
収穫は翌年の6月ごろで、ラッキョウを若取りしたものを日本ではエシャレット(エシャロット)と呼んでいます。本来のエシャレットは、玉ねぎの一種です。
また、1年目に収穫せず、そのまま畑に残して2年目以降に収穫すると、小粒のラッキョウをたくさん収穫することが出来ます。

・土づくり、畝立て
1?当たり苦土石灰100gをまき、30cmくらいまで深く耕しておく。植えつけ1週間前には、1?当たり完熟たい肥1〜2Kg、化成肥料(8−8−8)80gをまき、土とよく混ぜる。1条植えの場合は畝幅60cm、2条植えでは80cm、いづれも高さ10cmほどの畝を立てる。

・植えつけ
種球は、20cm間隔で2球づつ、球根の先端がわづかに見えるくらいの浅植えにする。2条植えの場合は、条間を40cm確保する。

・追肥
芽が出たときと、翌年2月ごろの計2回、1?当たり化成肥料を50gほどまいて土寄せする。

・収穫
葉が枯れて、晴天が続いた時にスコップなどで土を掘ってから収穫する。

※エシャレット(若どりラッキョウ)の栽培方法
ふつう栽培と同じように植えつけます。植えつけの2か月後から、20日に1回のペースで2回ほど化成肥料(10-10-10)40gを追肥します。追肥後、葉鞘を軟白するために株元に10cmほど土寄せし、葉が柔らかい11月〜翌年4月に収穫します。

◎ラッキョウの利用方法
漬物(塩漬け、甘酢漬け)
きれいに洗ったラッキョウ1Kgに対し、塩100gの割合で塩漬けにします。2週間ほどして発酵してきたら、一昼夜流水で塩抜きし、自分好みの濃さの塩水や甘酢などで漬け直します。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。